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日本へのタイ人観光客数の増加: 山梨県は特使を任命し、タイ人へ美食の地域をアピール タイ

2016年9月27日(火)09:10

(Thailand/タイ)

日本の観光産業は海外、特にタイからの訪問者に対して、巧みに日本をアピールしています。2013年7月1日から、タイ人は15日間までの短期間であれば日本への渡航においてビザが免除されるようになりました。以降、日本を訪れるタイ人観光客数は急速に増加し、ビザ免除される前の2012年と比べて、2015年の総数は206%増となっています。
 
日本政府観光局(JNTO)によると、2015年に日本を訪れた外国人観光客は19,737,400人で、そのうち796,700人はタイ人でした。これはビザ免除プログラムが重要な一因となっていますが、円安や観光客を対象とした消費税免除なども重要な要因と考えられます。また日本の地方も、各地の持ち味を強調することで懸命に地元を海外にアピールしています。
 
山梨県は地方観光の推進に貢献している自治体の一つです。山梨県には日本の象徴と世界で認識されている富士山があるだけでなく、自然が美しく有名な果実の産地でもあり、名水やワイン醸造所の多さを誇っています。日本は常に観光業を推進していて、タイは当初からターゲット市場とされていました。日本を訪れたタイ人の数は80万人にのぼり、前年より増えたと最近、山梨県知事は述べました。80万人のうち、48%は初めて日本を訪問した方で、残りの半分以上の観光客は日本への再訪者とのことです。
 
タイ人の日本訪問者数は、中国(第1位)、台湾(第2位)に次いで第3位であると山梨県は認識しています。毎年、山梨県に滞在する外国人観光客の総数は約140万人で、そのうち約60万人は中国人観光客ですが、来年はタイ人観光客が約10~20万人になる見込みとのことです。
 
観光産業は相当な収益が見込まれます。山梨県は無料Wi-Fiサービスの増設や、食事メニューを含めタイ語表記の情報を増やすなどの様々な方法で旅行サービスを向上させ、その地域をより魅力的にしています。さらに現在、羽田または成田空港から甲府市まで直通バスのサービスが開始され、移動時間の短縮によって訪問者がより快適に滞在できるようになりました。今後、タイ人をターゲットとしたスマートフォンのアプリによって、より多くの観光客を山梨県に惹きつけることでしょう。
 
タイと日本の国交130年を記念する2017年には、二国間のより強固な関係が観光推進の鍵となります。長年にわたる関係だけではなく、日々の固い絆もまた、二国間の更なる強固な関係を築くことになるでしょう。
 
HIDA・AOTSタイ同窓会報告
 
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