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タイ中小企業の将来 タイ

2016年10月25日(火)10:10

(Thailand/タイ)

タイの中小企業は不安定で、難しい状況にあります。これは経済危機により大手企業に力が集中したときから言われています。経済制度は政治的な取引条件に過敏になり過ぎ、商業体制の強さは十分ではありません。したがって社会を強くするために、大企業と小企業の共存を目的としたある種の体制を考案する必要があります。中小企業のライフサイクルは利益を高め、家族労働者や投資家の生活の質を向上させるべきです。収益の共同利用は生活の質を持続させる手段となります。
 
中小企業の経営システムは人々の生活に密接に関係していて、管理としては簡単です。しかし、問題はむしろ中小企業の経営自体が脆く、発展が遅く、問題を解決し、長期にわたり成長していく体制がないことなのです。タイの商習慣は品物を売ることに力を入れていて、管理の向上に力を入れたり、全体的な結果に興味を示したりはしません。そのためタイの経営者はマーケティング・マネージメントを向上させる方法を考えない傾向があります。値引きにだけ関心を持ち、ビジネスやサービスにおいて価値を生み出す新たな経営方法には関心を持たない傾向があります。
 
ブレインストーミングは中小企業のゴールや目標を追求していく真のチームを築く方法の一つです。計画を立てて本当のニーズを見つけることは、営利事業で強調されるべき基本的なことです。事業の改善は始まりであり、そこから互いに助け合う商制度に結びつくのです。タイ国民がタイの営利事業を誇りに思えるようになるために、教育の向上も重要です。ゴールデン・プレイスやドイカム、プーファなどはキングズ・モデル系列の小売店の大変良い例です。これらの店はタイの小売店を管理する新たな方法を樹立し、発展を可能にしています。
 
政府の政策は、アプローチ戦略を立てるよりも前進することを強調していて、多くのプロジェクトは輸出事業として農業や大手製造業、観光業に力を入れています。発展途上の産業にはあまり力は注がれず、むしろ外国業者が従事するために残されているかのように見えます。一般的にタイ国民には外国企業が持つ知識や投資力、優れた管理方法などの能力がありません。
 
そのため、発展の明確な方向性なくしてタイの中小企業の将来は予測ができません。また若い世代は大企業での働くことを好み、中小企業での勤務については考えさえもしていません。これは現在の中小企業のシステムが上手く機能していないことを意味していて、近い将来には改善されなければなりません。

 
タイ小売店イメージ写真
 タイ小売店イメージ写真

 
HIDA・AOTSタイ同窓会報告
 
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