ベトナムにおける幼稚園のトレンド ベトナム
2017年1月18日(水)15:40
2016年末現在、ベトナム人の平均年齢は約28歳で1日における平均出生数は4,483人です。幼稚園教育の強化は、ハノイ、ホーチミン、ダナン、カントーのような大都市で特に重要な問題になっています。
さらに、親たちの収入が全体的にあがっている中、ある程度以上の収入層の親たちは、今や、わが子が「言われるままに学ぶ」だけではなく、多様なスキルやソフトスキルを発達させることを望み、より良い施設、授業、教師がそろっているとされるインターナショナルスクールに通わせる傾向が強くなってきています。
ベトナムにおけるインターナショナルスクールは、3つのグループに分けられます。
一つめのグループは、いわゆる純粋なインターナショナルスクールであり、ブリティッシュインターナショナルスクール、ヨーロピアンインターナショナルスクール、カナディアンインターナショナルスクール、ACGインターナショナルスクール、インターナショナルスクールホーチミンシティなどがあり、授業料は高く、海外駐在員の家庭を対象にしています。このカテゴリーのインターナショナルスクールは地域の教育方針を丸ごと取り入れうまく一体化しています。
二つめのグループはベトナム教育省の定める教育課程に従っていますが、認可された教育カリキュラムであるインターナショナル・プライマリー・カリキュラム(IPC)や乳幼児基礎段階(Early Years Foundation Stage:EYFS)などを採用したインターナショナルスクールで、使用される言語はすべて英語です。
三つめのグループは、ベトナム語が使用されるインターナショナルスクールで、国際的な教育方針(モンテッソーリ教育や七田式教育など)および英語の時間割が加えられています。
上記の3グループに分類される幼稚園の他に、幼児を対象とする音楽教室、ダンス教室 、算数教室(速算、考える算数)、生活技能の教室も広がりつつあります。

HIDA・AOTSベトナム同窓会報告
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