GIJ海外情報

日々拡大する教育工学(エドテック)産業 ベトナム

2017年10月27日(金)10:00

(Vietnam/ベトナム)

約9,520万人の人口をほこる(2016年、中央情報局調査)ベトナムは、Appota社の報告によると、2016年第3四半期における国内のインターネット利用者数が約4,850万人に達し、エドテック産業の中でも特にモバイル学習に携わる起業家や投資家にとっては、潜在市場と成長しつつあります。
 
モバイル学習市場の可能性を示す顕著な特徴の1つとして、KinderWorld、Chungdahm Learning、SK Telecomなどの海外企業から当業界のIT系ベンチャー企業に対して膨大な資金が投入されているという現状があげられます。さらに、TOPICA, FUNiX, Kyna, Tienganh123, ViettelStudy, mStudyなどのエドテック産業に携わる大手企業が存在する中で、Egroup Vietnamは2016年に資金調達で最も成功した企業であり、また当業界におけるベンチャー企業の優れた事例としてその地位を確立しつつあります。
 
Ambient Insight(2016年~2021年)によると、EdTech分野の今後を左右する鍵を握るのはモバイル学習であるとしています。これは主に、2015年末時点でベトナム国内におけるモバイル普及率がアジア圏内で最高の177%を示したことに起因しています。また実際に、現在ではTopica Native、EduMall、HOCMAI、Tienganh123などベトナム国内のEdTech企業のほとんどが、ここ数年の経営戦略にモバイル学習を最重要分野として盛り込み、投資を行っています。また、これらの企業では、ビジネス、言語、IT、マーケティング、人材育成など様々な分野のトレーニングプログラムが多数提供されています。これらのトレーニングの目的は、英語のスピーキング力、ビジネス会話力、効果的なマネジメント方法など、ベトナム国内でも特にオフィスワーカーが現在直面している課題を解決することです。また、このような企業の設立により、ベトナムの学生は非常に大きな恩恵を被りました。決められた時間割に従ってレンガとモルタル製の校舎へ出向かなくとも、時間も場所も自分で決めて学習をすることが可能となったのです。
 
さらには、近年、ベトナム政府の政策の一環としてもエドテック産業開発への投資が期待されており、例えば大学がe-ラーニングを導入するにあたりICTハードウェア購入のための膨大な資金を政府が提供したり、起業家がベンチャー企業を立ち上げる際に政府からの資金提供が行われたりしています。

EdTech
AOTSベトナム同窓会報告

*当記事へのご感想、またはこういうテーマ・トピックに興味がある等、ご意見等ございましたら、是非お寄せください。宜しくお願いいたします。Johochosa@aots.jp

海外ビジネスサポートサービス

  • 海外情報配信サービス
  • GHC海外インターンシップ
  • 国際カンファレンス・セミナー
  • 海外ビジネスマッチング
  • 海外市場調査
  • にほんごe-ラーニング

世界に広がるAOTS帰国研修生ネットワーク

海外産業人材育成協会(AOTS)が培ってきた50年以上の研修事業を通じて、43か国と同窓会ネットワークを構築してきました。

各国の同窓会メンバーは製造業を中心とした企業経営者・管理者、相手国政府・公的機関の有力者や技術者で構成されています。この信頼性の高いネットワークを通じて、工業部門を中心とした調査やパートナー企業探しが可能です。

ものづくりと海外をつなぐ

GIJメールマガジン

海外情報や、AOTSプログラム等、情報をご提供します。

  • 無料メールマガジン お申し込みはこちら
  • お問い合わせはこちらから

新着情報

新着ニュースを掲載しております。

more