AOTSミャンマー同窓会(MHAA)は、AOTSおよびミャンマー産業省中小企業開発局の協力のもと、2018年12月3日から5日までPARKROYAL Yangonにて海外研修「マーケティングの視点から学ぶスタートアップ」を開催しました。この研修は、日本経済産業省（METI）のODA補助事業として実施されました。

ミャンマー産業省中小企業開発局のAye Aye Win局長は、開会式で、中小企業にとっていかにイノベーションが重要であるか、またこの研修を通して学んだことをいかに取り入れて事業改善につなげるのかについてスピーチを行いました。また、METI、AOTS、MHAAに対して研修の開催に至ったことに感謝の意を述べると共に、今後もMHAAおよびAOTSと協力していきたい旨を述べました。

MHAAのAung Kyi Thwin会長は、開会の挨拶でAOTS、METI、MHAAメンバーと役員、中小企業開発局、講師、参加者に向けて感謝の意を述べました。また、MHAAの紹介、当研修の目的、MHAAとAOTSにより今年開催予定の各研修、同窓会活動、セミナープログラムなどについての説明も今後の計画報告とともに行われました。

AOTSヤンゴン事務所の江口健一郎所長は、歓迎の挨拶を行い、研修開催に対する謝意を述べました。また、AOTSの沿革とミャンマー向けの一連のプログラムについての説明が行われました。

東京工科大学大学院の目黒良門教授は、ミャンマー国内各地から集まった50人の参加者に対して価値ある講演を行えることに喜びを表しました。研修の2日目には、グループディスカッションが行われました。最終日に、グループ発表が行われ、投票で選ばれた発表内容の優れた上位3グループに対してMHAAから賞品が贈呈されました。また、優勝したグループに、AOTSから賞品が贈られました。

二日半に渡るこの研修中、参加者は積極的に研修に参加し、講師による講義および演習の指導は素晴らしいものでした。